ごあいさつ





東海宮崎県人会
会長 加治佐 健二


 平成31年の早春の候、東海宮崎県人会の皆様におかれましては、ますますご健勝の事と存じます。

 さて、本年4月30日に天皇陛下がご退位され、5月1日に皇太子殿下がご即位される改元の記念すべき年をむかえました。どのような元号が制定されるのか興味津々であります。

 こうした中、第36回宮崎県人会総会・懇親会が4月7日(日)に名鉄グランドホテルで開催されます。平成最後の総会にご友人たちを誘い合わせてのご参会をお待ちしております。なお、各地区会も年間にそれぞれに予定されていますので、ふるさとの香りをお楽しみ頂きたいと思います。

 宮崎県においては、初めて日本で開催されるラグビーワールドカップ、東京オリンピック・パラリンピックに参加する国内外のチームが、いつものプロ野球のキャンプに加えて宮崎で練習が行われますので、県のイメージアップと発展につながる事を祈念します。

 また、宮崎県は新年度へ施策の展開にも意欲的に取り組んで「みやざき新時代」を築いていく指針も示されています。

 一方、愛知県も2027年のリニア中央新幹線の開業に向けた工事が、名古屋駅や新沿線上で進められるのを見て、東京まで最速40分という実感が湧いてきます。

 また、次世代自動車や航空機、工作機械など日本一の工業出荷額が愛知の誇りですが、こうした発展を支える現場への就業を若い人たちが敬遠傾向にあり、産業躍進にブレーキがかかっていくことを残念に思います。

 同様に、県人会への若い方々の入会にも力を注ぐ必要があります。若者たちへの原点回帰を促し、ふるさとや連帯感を共感して欲しいと思うところです。

 最後に、昨年は全国的に大雨や地震など甚大な災害が発生した年でした。宮崎県でも各河川で大雨の被害が発生し、霧島・硫黄山の噴煙は今も続いており、安心できない状態であります。今年はこうした「災い」が起こらないことを願い、会員の皆様のご多幸をお祈り申し上げます。